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当時デッカのMarkⅤ以外実用化されていなかった発電系「独立V-Hマトリックス発電方式」を世界で初めてＭＣ型に採用したヤマハのＭＣ－７をベースに、高純度ベリリウム・テーパードパイプ・カンチレバー、新たに開発したエコライジング・ダンパーなどを導入・アップグレードしたヤマハMCシリーズの上位機種です(当時の価格27,000.- 純正ヘッドシェル付属)。本品は、1980年代に国内正規品の新品を購入したもので、当時ヤマハのクロス発電方式の音に興味があり本品のほかＭＣ－７を含め数台を購入したものの一つです(別途順次出品予定)。本品は、当初からコレクション目的で購入したもので、愛聴盤２枚を試聴したあと未使用で大切に保管してきた品です。写真(7-10)でご覧いただけるようスタイラスチップ・カンチレバーに摩耗、汚れの固着は全く見られず、新品同様の状態です。出品にあたり猪俣猛／ダイアローグなど愛聴盤を数枚聴いてみましたが、Ｌ／Ｒ両チャンネルの再生に異常なく、豊かでいい音を聴くことが出来ました。スッキリと伸びたレスポンスと音溝をダイレクトに拾うような鮮明でシャープな立ち上がり・・・ＭＣ－５の音をあらためて思い出させてもらいました。ＭＣ－５の主な仕様・形式　　　　　　　　　　　ＭＣカートリッジ・変換形式　　　　　　　　　独立V-Hマトリックスムービングコイル型・アーマチュア　　　　　　　V-H方向十字型センダストコア・スタイラス　　　　　　　　0.14×0.07mm角ダイアモンド特殊楕円針・カンチレバー　　　　　　　高純度ベリリウムテーパードパイプ・ハウジングケース　　　　　端子一体型高強度プラスチック・出力電圧　　　　　　　　　0.3mV(1KHz、5cm/sec、Peak45°)・チャンネルバランス　　　　1db以内(1KHz)・チャンネルセパレーション 28db以上(1KHz)・電気インピーダンス　　　　30Ω(純抵抗性)・再生周波数範囲　　　　　　10Hz～20KHz(能力：60KHz)・針圧　　　　　　　　　　　1.2g ±0.2g・針先　　　　　　　　　　　8×40ミクロン特殊楕円針・重量　　　　　　　　　　　5.7g#MC型カートリッジ#レコードプレーヤー#MCシリーズ#MC5